衛生士トレーニング日記
すくすく42 口腔衛生ベーシック
2020.1.9
今年最初の宮本さくら先生による口腔衛生ベーシックでは、レントゲンの撮影方法と読影を学びました。 デンタルを撮影する時は、確認したい目的によって撮影方法もレントゲンの照射する位置や角度も変えなければ良いレントゲンが撮影出来ないことを学びました。 どのような目的で撮影するのかを理解しているのといないのとでは、同じ目的で撮影したデンタルでも違いが出てくるのだとわかりました。 しっかりと必要な情報が写っているレントゲンが、撮影できるように練習します。 レントゲンの読み取り方についても教えて頂きました。 口腔内とレントゲンを照らし合わせながら、正常と異常を理解して、患者さんに自信を持って説明出来るようしたいです。
永井歯科・矯正歯科 歯科衛生士 武田
すくすく41 床矯正セミナー
2019.12.15
床矯正研究会の床矯正ベーシックコース『「なぜ?」から始める歯列不正へのアプローチ』を受講してきました。
床矯正研究会では、床矯正治療を大きく二つに大別しており、床装置を用いるメカニカルな治療と、食育・トレーニング・悪習癖の改善を行うバイオロジカルな治療(バイオセラピー)の2つを主軸としています。今回はこの二つについて学びました。
先ず、目の前に歯列不正の子どもがいたら、ただ問題を解決するだけではなく、原因を考えなくてはいけません。なぜそうなったのか、保護者や本人と一緒に問題点をさがす必要があります。
そもそも、保護者が習癖と歯列不正の関係を知らなかったら原因として捉えることができません。本来なら歯列の不正を助長する問題を早期に解決しておくべきですが、歯科に定期的にお子さんを通院させている保護者の方は、むし歯の心配はしますが、乳歯列期に歯並びについて心配されている方は少ないです。原因による歯列不正の分類では、
1.顎の発育不足40%、
2.口腔習癖、態癖が起因40%、
3.位置異常・先欠・過剰歯20%
となっています。3はケミカルな治療が必要ですが、1,2はバイオロジカルに治療できる可能性があります。床矯正はとても良い治療ですが、まずケミカルな治療を行う前に、顎の成長を促すための口腔機能の使い方、習癖の改善をおこない、それでも顎の成長が追いつかない場合や遺伝的な要因で歯列不正残った場合、床装置などのケミカルな治療をするという流れが、子どもにとって一番負担が少ないのではないかと感じました。今後は、バイオロジカルな治療について勉強し、口腔機能の問題を早期発見し、最良の時期に保護者にアドバイスが行えるようになりたいです。
はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角圭美
すくすく40 口腔衛生ベーシック
2019.12.5 今回の宮本さくら先生の口腔衛生ベージックは、シャープニングとSRPの確認テストでした。 それぞれ各医院でしっかりと練習をしてきましたが、テスト前はみんな緊張しており、いつもとは違った雰囲気ではじまりました。 シャープニングは操作角度や切れ味などのチェック、SRPはストロークや第一シャンクの角度、部位別のチェックなどがありました。 とても緊張しましたが、全員無事に合格点をもらうことができました。 テスト後には講評をいただきました。各自の改善点も具体的に教えてもらえ、自分の課題が改めてわかりました。 まだまだ不安な点がたくさんあるため、しっかりと自分の課題に向き合い練習を積んでいきたいです。 のまきたパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 岡田
すくすく39PEC「患者指導コース」受講
2019.12.8
PEC「患者指導コース」を受講しました。
このコースを受講したいと思ったのは、初期治療時やメインテナンス時にどのような患者指導を行えば良いのかわからなかったからです。これならしっかり患者指導を行えるようになれるのでは、という気持ちで受講しました。
PECの講義は山本浩正先生がいつも担当しますが(ホーソン効果ピグマリオン効果の話、先生お薦めの書籍のコーナーはありました)が、今回の講義では、PEC OTOMEのメンバーである3人のベテラン衛生士、熊本宏美さん、足利奈々さん、田川舞子さんが担当してくださいました。皆さんの歯科衛生士歴は20年以上とそこにも驚きがありましたが、話し方が人を惹きつけるような魅力があり、そこに憧れました。
今回のコースでは「感染症としての患者指導」と「リスク対策としての患者指導」の大きく分けて2つを学びました。
感染症としての患者指導では、1.症例、2.資料に基づくモチベーション、3.TBIとケア用品 ケア用品の選択について学びました。
リスク対策としての患者指導では、1.症例、2.リスク別患者指導、3.意図的会話について学びました。
どのお話もとても勉強になりました。患者さんとの会話にはヒントがたくさん含まれていて、患者さんのことを知ることに繋がります。先入観や固定概念を捨ててその患者さんにとって必要なことをしっかり伝え、指導できるようになりたいです。
「プラークが残っているから歯周病になった」ではなく、「プラークが残っていると歯周病になりやすい身体に生まれた」というように、患者さんを責める指導ではなく患者さんの話を聞き、患者さんに寄り添える歯科衛生士になりたいと思いました。
はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角
すくすく38 新卒DBM
2019.12.5
新卒DBM研修がありました。 今回のテーマは「電話対応と治療終了後の効果的な対応のロールプレイング」でした。
電話対応では協力会社の方の伝言の伝え方、一方的なセールス電話の断り方を学びました。 また、ロールプレイングを前回と同様に分かれて行いました。語尾のくせの修正、アイスブレイキング、復唱、個別感を出す、お辞儀をするなどを必ず入れて練習しました。先生に前回よりもレベルが上がってると仰って頂きました。この調子で次回は今回よりもより高いレベルを目指していきたいと思います。
はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科医師 堀内俊宏
すくすく37 SRP一日研修
2019.11.17
宮本さくら先生による口腔衛生ベーシックがありました。
前回までは講義室でのSRPの実技実習でしたが、今回は診療室のチェアを使っての実技実習を行うことができました。今までの講義で教えていただいた内容を診療室で行うことで、より臨床に近いイメージで行うことが出来ました。
実習は臼歯部のSRPがメインで、皆でインスツルメントの選択、固定点、ヘッドローテーション、術者のポジショニングを確認しながら行いました。自分がやりやすいと思っていたポジション以外にも違ったポジションでアプローチできることや、固定のバリエーションを学ぶことができ、とても有意義な実習となりました。
実際の患者さんの口腔内はマネキンとは違い、開口量が少なかったり、頬粘膜、舌などがあり施術がしにくかったりしますが、安全な施術を行うためのノウハウを教えていただいたので、実際に行えるように練習を積もうと思いました。
今回は先輩衛生士の樽井さんが休日にもかかわらず教えにきてくださいました。いつもありがとうございます☆
新卒の皆で頑張ります!
はまうらパーク歯科・矯正歯科 瀬角圭美
すくすく36 新卒DBM
2019.11.5 新卒DBM研修がありました。 今回のテーマは「医療安全への取り組み」でした。 医療現場においてスタッフ間同士で十分にコミュニケーションをとり、「指示」に対する「復唱」と「報告」をすることがインシデントを起こさないために重要であり、患者様にも安心感を与えることを学びました。 また、ロールプレイングでは前回の内容に加えて患者様をチェアーに誘導してから治療終了後までの対応についてチームに分かれて練習しました。まだまだ言葉の使い方、語尾も気をつけなければいけないことはありますが、次回の研修時には良くなったと言ってもらえるように日々気をつけていきたいと思います。
永井歯科医院 研修医 正司
すくすく34ペリオベーシックセミナーを受講
Dr.Hiroのペリオベーシックオープンコースを受講しました。
1日目は、歯周組織、歯肉退縮のバイオロジー&エビデンス、付着のバイオロジー、SRP後の治癒形態、歯周検査などについて学びました。
2日目は、細菌バイオフィルム、様々な歯周病原細菌の特徴、歯周病の病因論、口臭について、SRPの効果、細菌バイオフィルムの破壊、薬液の使用などにつて学びました。
ヒトにおける感染症の約65%がバイオフィルム感染症といわれ、歯周病もそのうちの一つです。
歯周病菌のバイオフィルの特徴として、抗菌薬や免疫が働きにくいという点があります。
歯周病治療の原則は、細菌バイオフィルムの機械的除去、歯周環境の改善です。
それは、SRPにより細菌量を減らし、悪玉菌優位の状態から善玉菌優位の状態にシフトする。この状態を日々の適切なセルフケアにより細菌(悪玉菌)の後戻りをさせないということです。
今回の講義で、SRP、OHIの重要性を改めて実感することが出来ました。
SRPの練習を始めたばかりですが、治せる歯科衛生士を目指し、日々技術の研鑚に励みたいと思います。
はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角