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DIARY衛生士トレーニング日記

すくすく39PEC「患者指導コース」受講

2019.12.8

PEC「患者指導コース」を受講しました。

 

このコースを受講したいと思ったのは、初期治療時やメインテナンス時にどのような患者指導を行えば良いのかわからなかったからです。これならしっかり患者指導を行えるようになれるのでは、という気持ちで受講しました。

PECの講義は山本浩正先生がいつも担当しますが(ホーソン効果ピグマリオン効果の話、先生お薦めの書籍のコーナーはありました)が、今回の講義では、PEC OTOMEのメンバーである3人のベテラン衛生士、熊本宏美さん、足利奈々さん、田川舞子さんが担当してくださいました。皆さんの歯科衛生士歴は20年以上とそこにも驚きがありましたが、話し方が人を惹きつけるような魅力があり、そこに憧れました。

今回のコースでは「感染症としての患者指導」と「リスク対策としての患者指導」の大きく分けて2つを学びました。

感染症としての患者指導では、1.症例、2.資料に基づくモチベーション、3.TBIとケア用品 ケア用品の選択について学びました。

リスク対策としての患者指導では、1.症例、2.リスク別患者指導、3.意図的会話について学びました。

どのお話もとても勉強になりました。患者さんとの会話にはヒントがたくさん含まれていて、患者さんのことを知ることに繋がります。先入観や固定概念を捨ててその患者さんにとって必要なことをしっかり伝え、指導できるようになりたいです。

「プラークが残っているから歯周病になった」ではなく、「プラークが残っていると歯周病になりやすい身体に生まれた」というように、患者さんを責める指導ではなく患者さんの話を聞き、患者さんに寄り添える歯科衛生士になりたいと思いました。

はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角