新人すくすく日記

2019年度 新人すくすく日記

すくすく41 床矯正セミナー

2019年12月20日 (金)

2019.12.15

床矯正研究会の床矯正ベーシックコース『「なぜ?」から始める歯列不正へのアプローチ』を受講してきました。

床矯正研究会では、床矯正治療を大きく二つに大別しており、床装置を用いるメカニカルな治療と、食育・トレーニング・悪習癖の改善を行うバイオロジカルな治療(バイオセラピー)の2つを主軸としています。今回はこの二つについて学びました。

 

先ず、目の前に歯列不正の子どもがいたら、ただ問題を解決するだけではなく、原因を考えなくてはいけません。なぜそうなったのか、保護者や本人と一緒に問題点をさがす必要があります。

そもそも、保護者が習癖と歯列不正の関係を知らなかったら原因として捉えることができません。本来なら歯列の不正を助長する問題を早期に解決しておくべきですが、歯科に定期的にお子さんを通院させている保護者の方は、むし歯の心配はしますが、乳歯列期に歯並びについて心配されている方は少ないです。原因による歯列不正の分類では、

1.顎の発育不足40%、

2.口腔習癖、態癖が起因40%、

3.位置異常・先欠・過剰歯20%

となっています。3はケミカルな治療が必要ですが、1,2はバイオロジカルに治療できる可能性があります。床矯正はとても良い治療ですが、まずケミカルな治療を行う前に、顎の成長を促すための口腔機能の使い方、習癖の改善をおこない、それでも顎の成長が追いつかない場合や遺伝的な要因で歯列不正残った場合、床装置などのケミカルな治療をするという流れが、子どもにとって一番負担が少ないのではないかと感じました。今後は、バイオロジカルな治療について勉強し、口腔機能の問題を早期発見し、最良の時期に保護者にアドバイスが行えるようになりたいです。

はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角圭美

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