康佑会
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DIARY衛生士トレーニング日記

すくすく4 口腔衛生アドバンス始まる

5月13日(木)濵田智恵子先生による『口腔衛生アドバンス』が行われました。

内容は「歯科衛生過程について」です。

歯科衛生過程とは、歯科衛生士が対象者(患者や健康な人)の口腔衛生上の問題に対し、その人に可能な限り最良で最善のケアを提供するために、科学的な思考で実行していく一連の問題解決プロセスです。

基本的には5つの過程6つの要素で成り立っていて、そのサイクルを循環させ対象理解と歯科衛生の質を高めるというものです。

今回はその過程の中から、①歯科衛生アセスメント(情報収集、情報処理)、②歯科衛生診断(問題の明確化)について学びました。

歯科衛生アセスメントでは歯科衛生士として患者情報(セルフケア状況、生活習慣)を聴き取ることが重要です。またレントゲン写真、口腔内写真などから患者の情報を集めます。

歯科衛生診断では、それらの情報を踏まえどうして現状になったのか分析します。

普段の診療で歯科衛生過程を行うことで、メインテナンスは「お掃除」ではなく、その人の口腔の健康を維持するものになると感じました。歯科衛生士として歯科医院に来院された方の健康と向き合えるよう学んだことを実践し、すべての方の生活の質の向上ができるよう励みたいと思います。

はまうらパーク歯科・矯正歯科 歯科衛生士 瀬角圭美