【すくすく28 往診研修 身体の支え方 はまうらパーク歯科 田上真衣】
8月3日木曜日往診研修がありました。今回の研修は、身体を支えることサポートに対する理解が主なテーマとして行われました。
まず、訪問診療とは、治療をしに行っているのではなく支援をしに行っているという考え方を持つことが重要だと聞きました。
その考え方を基にして、訪問診療を必要とする対象者に安心感を与えるために脱感作を意識すべきだと教わりました。
この脱感作とは力を抜く、緊張をほぐすといったエステやマッサージをしてもらったときと同じような感覚を示します。
他にも、訪問診療をしていて疑問に思うこととして、認知症の方との接し方や身体の支え方を指導してもらい相互で実践してみました。
認知症の方との接し方は、
①目線を合わせる。
②何をしに来たのか認識してもらい、安心感を得られるように笑顔で接する。
この2点が非常に重要だと教わりました。
次に、身体の支え方は
①足を地面につける
②顎を引く
③頭を安定させる
この3点を行うようにすると誤嚥を予防でき、呼吸を整えることが出来ると学びました。
今回の研修で学んだことを活かして外来とは異なる訪問診療を必要とする対象者との関わり方を実践していこうと思います。